フリーランス仲介サイトの手数料20〜25%、開発費への影響とは?2/4
1,100万円を支払っても、開発者の手元に残るのは725万円だけ?
フリーランス仲介プラットフォームで開発を依頼する前に知っておくべき、お金の話
ソフトウェア開発を初めて発注する方が、最もよくされる誤解があります。
"1,100万円のプロジェクトを依頼したんだから、開発者も1,100万円分の仕事をしてくれるはず。"
残念ながら、現実は異なります。消費税とプラットフォーム手数料を差し引くと、実際に開発会社の手元に残る金額は、思っているよりもはるかに少なくなります。今回は、この仕組みを数字で透明に解説します。
まず、消費税が引かれます
契約書に「消費税込み1,100万円」と記載されている場合、すでにここで100万円が税金として分離されます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 契約総額(消費税込み) | 11,000,000円 |
| 税抜価格(実際の役務対価) | 10,000,000円 |
| 消費税(10%) | 1,000,000円 |
消費税は国に納める税金であり、開発会社が受け取るお金ではありません。つまり、開発費として使える金額のスタートラインは、すでに1,000万円です。
さらに、プラットフォーム手数料も引かれます
フリーランス仲介プラットフォームのほとんどは、税抜価格を基準に20〜25%の手数料を徴収します。さらに、この手数料にも消費税10%が加算されます。開発会社にとって手数料はそのまま経費となるため、この金額はそっくり実受取額から差し引かれます。

手数料20%の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 税抜価格 | 10,000,000円 |
| プラットフォーム手数料(20%) | 2,000,000円 |
| 手数料に対する消費税(10%) | 200,000円 |
| 開発会社が負担する手数料合計 | 2,200,000円 |
| 開発会社の実受取額(税抜ベース) | 8,000,000円 |
| 実質的な手取り額(現金ベース) | 7,800,000円 |
手数料25%の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 税抜価格 | 10,000,000円 |
| プラットフォーム手数料(25%) | 2,500,000円 |
| 手数料に対する消費税(10%) | 250,000円 |
| 開発会社が負担する手数料合計 | 2,750,000円 |
| 開発会社の実受取額(税抜ベース) | 7,500,000円 |
| 実質的な手取り額(現金ベース) | 7,250,000円 |
https://www.exapeaksoft.com/tools/fee-calculatorここが核心です
発注者は1,100万円のプロジェクトを依頼したつもりでいます。
しかし開発会社が実際に開発へ投入できる金額は、725万〜780万円程度に過ぎません。
1,100万円を支払っても、現場では700万円台のプロジェクトとして動いています。
単なる数字のズレで済めばまだいいのですが、現実にはこの差が品質・スケジュール・コミュニケーションのすべてに影響します。開発会社も人であり、事業体です。実際に手元に入る金額が減れば、投入できる時間と人員もそれに比例して減らざるを得ません。
では、発注者はどうすればいいのでしょうか?
1. プラットフォームを介さない直接契約を検討しましょう
仲介プラットフォームが便利なのは確かです。しかし、手数料に見合う価値を毎回受け取れているか、冷静に考える必要があります。信頼できる開発会社を直接見つけて契約すれば、同じ予算でより多くの開発リソースを確保できます。
2. 契約書で「税抜価格」と「消費税」を必ず別々に確認しましょう
総額だけを見るのではなく、実際の役務対価がいくらなのかを明確に把握することが第一歩です。
3. 開発会社の実受取額について一緒に話せるパートナーを選びましょう
費用構造を透明に開示し、その中で最善の成果物を約束できる開発会社こそ、本当に信頼できるパートナーです。手数料や税金の話を避けたり、曖昧にしたりする会社には注意が必要です。

おわりに
予算に余裕がないほど、コスト構造を正確に理解することがより重要になります。1,100万円を使って1,100万円分の価値を得たいなら、途中で抜けていくお金の流れをまず把握してください。
エクサピークソフトソリューションズは、仲介プラットフォームを介さずお客様と直接契約します。お支払いいただいた金額が最大限実際の開発に充てられるよう、費用構造から透明にご説明します。
良い開発会社を選ぶ基準は、ポートフォリオだけではありません。お金の流れを誠実に話してくれる会社かどうかも、ぜひ確認してみてください。